安倍晋三首相は9月下旬、アベノミクス「新3本の矢」を打ち出しました。「GDP600兆円」という目標を掲げ、「子育て支援」や「社会保障の強化」を打ち出したものです。

政府では現在、この目標を達成する具体的な政策について、協議されています。最初のアベノミクス「三本の矢」よりも、マスコミや国民の期待感は高くありません。

GDPの目標を掲げる分にはいいとして、第2、第3の方針は少し"的外れ"です。代わりに掲げるべき方針を挙げるとすれば、「未来産業への投資」でしょう。