2015年11月号記事

ちょっと政治が見えるとぐっと世界が広がる!

18歳からの「選活」のススメ

来年の参議院選挙から「18歳選挙権」が導入される。今まで以上に、「若者の投票」を求める空気が生まれそうだ。「自分の一票じゃ何も変わらない」って? 少なくとも、普段考えない政治について考えると、見える世界が広がるのは確かだ。本記事では、若者が政治のあり方や投票先について考える「選活」のとっかかりになりそうな、9つの視点を紹介する。

(編集部 馬場光太郎 小林真由美)

01 今、投票している人の約半分は25年後の日本にいない?

2013年参院選 投票人口の世代別割合

(総務省調査より編集部作成)

20～59歳 53%

60歳以上 47%

25年後

60歳以上の範囲:平均寿命84歳を超えている

2013年の参院選では、投票した人の47%が、60歳以上だった。25年後、彼らは84歳の平均寿命を超えている。25年後に日本のリーダーになっているであろう10代、20代の若者が、「25年後の日本のために、今どのような政治が必要か」を考えなければならない。