国際水泳連盟がトランスジェンダー選手の出場規制に関する新方針を発表 世界陸連やFIFAが追随を示唆も、かえってLGBTQを一般化してしまう?

2022.06.23

《ニュース》

国際水泳連盟(FINA)が男性の思春期をわずかでも経験したトランスジェンダーの選手は、女子競技への出場を認めないことを決めました。世界陸連(WA)や国際サッカー連盟(FIFA)なども、トランスジェンダーの選手の出場制限について、新たな方針を発表しています。

《詳細》

トランスジェンダーとは、肉体の性別と、自認する性別が異なる人のことを指します。

FINAはこれまで、トランスジェンダーの女性選手はテストステロン(男性ホルモン)を12カ月間5nmol/L以下に抑えれば女子のカテゴリーに出場できましたが、新方針では「タナー段階2(身体的発育が始まる時期)以降の男性の思春期を全く経験していないか、12歳前」のどちらかならば、出場可能としました。

また、トランスジェンダーの選手のために、大会において「オープン」というカテゴリーの設置を目指すとも発表しています。

WAのセバスチャン・コー会長は、FINAの新方針に続く可能性を示唆。現行のルールではFINAの以前のものとほぼ同様でしたが、トランスジェンダーなどの選手に対するルールなどを見直す可能性があると発表しました。FIFAもロイターの取材に対して、「専門家の関係者と協議しながら、性別による出場資格の規定を見直している」とコメントしています。

国際自転車競技連合(UCI)はFINAの発表に先駆けて、新ルールとして、トランスジェンダーの選手が女子レースに参戦するための資格獲得期間を2倍に延ばしたと発表。これまでは12カ月間で5nmol/L以下に下げていたテストステロン値を、今後は24カ月間で2.5nmol/Lまで下げることになります。

《どう見るか》

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タグ: トランスジェンダー  憑依  出場資格  男性ホルモン  FINA  国際水泳連盟  出場制限  女子競技  差別 

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