地方選で躍進した幸福実現党が、他党と比べ唯一、政策に掲げていること

2019.05.24

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《本記事のポイント》

  • 外交・安全保障政策では、中国の覇権主義への備えを大々的に明記
  • 経済政策は、GDP3倍増と所得の倍増を掲げる
  • 宇宙エレベーターの開発や二宮金次郎像の復活などユニークな政策も

4月の統一地方選で躍進した幸福実現党。7月の参院選では、初の議席が確保できるかがにわかに注目され始めている。このほどまとめられた同党のマニュフェストを見ると、他党にはない大胆、かつユニークな「未来志向型の政策」が目につく。同党しか訴えていない主な政策をポイントごとに見ていく。

【外交・安全保障政策】中国の覇権主義への備え

幸福実現党HPに掲載されている主要政策には、「中国の覇権主義への備えを」とある。

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  • 憲法9条を改正し、自衛隊を「軍隊」に改める

  • ロシアのG8への復帰を促し、中国包囲網を形成する

  • 台湾との同盟締結を念頭に、台湾の独立を承認し、国交回復を目指す。そして、国連加盟を後押しする。このほか、日印同盟、日英同盟の締結を明記

  • 「スパイ防止法」を制定する

  • チベット・ウイグル・内モンゴル地域の人権侵害を是正させ、中国民主化を促す

  • 非核三原則を撤廃し、アメリカの核の持ち込みを可能にする

  • 河野談話、村山談話、安倍談話を撤回し、自虐史観を払拭する

  • 宗教を起因とした紛争に終止符を打つため、宗教対立の融和を目指す

外交・国防ページの冒頭には、「中国の覇権主義への備えを」という文言が堂々と書かれている。幸福実現党は政党では唯一、台湾との同盟締結、中国民主化を明記していることが特徴的だ。「一帯一路への協力」を表明する安倍外交とは一線を画している。

また、憲法9条を改正し、自衛隊を「軍隊」に改め、スパイ防止法も制定するなど、日本の国防体制を強化する方向を打ち出している。

【経済政策】GDP・所得倍増

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  • 経済成長率は名目5%達成、実質3%程度を遂げ、GDP3倍増を目指す

  • 「安い税金の実現」を目指し、税金を一律に課す「フラットタックス」を導入

  • 相続税と贈与税の廃止

  • 消費税を5%に減税し、将来的には廃止

  • 最低賃金法の廃止

  • 芸能界特有の過酷な労働環境の是正

  • 未来産業創出のために、10年以内に100兆円を投資

  • 宇宙エレベーターの開発を推進

  • 「もんじゅ」に代わる新しい高速増殖炉の開発にただちに着手する

  • インフラ整備も、10年で100兆円を投資

幸福実現党は、安い税金の実現や未来産業・インフラへの投資などで、日本を再び高度成長させ、所得倍増を目指す。

一方の安倍政権は2012年時に、20年までに「600兆円経済の実現」を掲げたが、未達に終わる公算が大きい。経済政策のアベノミクスは、約7年にわたって実施されてきたが、失敗に終わったといえる。

【社会保障・教育政策】子供を平均3人育てられる社会

  • 平均3人の子供を持てる家庭の実現

  • 生活保護制度の抜本的見直し

  • 再生医療の発展を促進し、脳死に依存しない移植環境を整備

  • 幼児・高等教育の無償化に反対

  • 学校設立の自由化

  • 二宮金次郎像を復活させ、子供に勤勉の精神を教える

【行政改革】立法と行政のリストラ

  • 教育行政と科学技術行政の分割をはじめ、文部科学省を改革する

  • 消費者庁の廃止

このような政策が実施されれば、日本国民は豊かになり、繁栄を取り戻せるだろう。同党と他党の政策を比較すると、幸福実現党の政策は非常にユニークであることが分かる。参院選では、同党の活躍にも注目だ。

(山本慧)

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2019年5月3日付本欄 憲法記念日 「空想的平和主義に浸り続ければ、国家存立は危うくなる」 幸福実現党街宣

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2019年4月22日付本欄 統一地方選 幸福実現党の当選者が続々

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2019年4月22日付本欄 統一地方選、幸福党19人当選で地方議員35人に 議員の女性比率7割超で最多

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2019年6月号 幸福実現党10周年 -「減税」を一貫して訴え続けた10年間

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タグ: 幸福実現党  安全保障  消費税  憲法  政策  教育の無償化 

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