AI時代 最後に残る人間の価値は思考の深さ 経営コンサルタント・小宮一慶氏インタビュー

2016.10.06

経営コンサルタント

小宮 一慶

プロフィール

(こみや・かずよし)1957年、大阪府生まれ。京都大学法学部卒業後、東京銀行(現・三菱東京UFJ銀行)入行。在職中の2年間、米ダートマス大学タック経営大学院に留学、MBA取得。96年に小宮コンサルタンツを設立。著書に『小宮一慶の1分で読む! 「日経新聞」最大活用術 2016年版』(日本経済新聞出版社)など多数。

最近、人工知能(AI)のニュースが連日のように報道されている。目覚ましい勢いで発展するAIは、果たして人間を超えるのか――。

本誌11月号では、各界の仕事のプロたちに、「あなたの仕事、AIにできますか?」と尋ね、AI時代に人間の仕事がどう変わるかを探った。本誌には掲載しきれなかったインタビューを、本欄で紹介する。

今回は、経営コンサルタントとして活躍する小宮一慶氏のインタビュー。

人工知能の発展がすごい

――以前、別の企画でお話をうかがったとき、人工知能(AI)の発展と、AIに人間の仕事が取って代わられる可能性について話されていました。

小宮氏(以下、小宮): 思ったより進歩が速いですよね。AIが韓国の囲碁のチャンピオンに勝ちました。それも、4勝1敗という圧勝でした。囲碁は難しいからだいぶ時間がかかると言われていたのが、一気に人間の能力を超えてしまった。けっこう衝撃でしたよね。

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